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善意の塊、ゼンダマン!!

      ゼンダマン
久々にボカンシリーズネタを再開します。
さて前回は「ヤッターマン」であったので今回は勿論「ゼンダマン」。

「ヤッターマン」放送中の間、タツノコプロに大事件が起こりました。
1977年9月5日、吉田竜夫社長が45歳という若さで亡くなられたのです。
社長ではありますが、同時に創作者でもあり、多くのアニメの原作、キャラクターデザインをされた凄い方でした。カリスマ性があったのか、多くの人材も集まりましたが、吉田竜夫氏死去以降タツノコプロを離れていきます。
それでもタツノコプロは、竜夫氏の弟、吉田健二氏を社長に再スタートをしました。
その新体制で生まれたのが「ゼンダマン」です。

「ゼンダマン」はシリーズの中では影の薄い(?)作品ですが、私は大好きです。
何よりモチーフが「鉄道」。鉄道マニアの私にはたまりません。
そして「タイムボカン」と「ヤッターマン」の良いところ取り、言わばシリーズの集大成のような作品です。
「ボカン」のタイムトリップに、「ヤッターマン」の自我を持ったメカ、パロディなど…。
おもちゃ箱をひっくり返したような作品です。
「自我を持ったメカ」という点では「ゼンダマン」はかなり暴走しています。
戦いより歌が大好きなメカ、ゼンダライオンのキャラの発想は凄いです。
しかも声が山本正之先生。力が抜けるような(?)独特の声はゼンダライオンのキャラにぴったりでした。歌うような喋り方(アドリブだそうです)も本当に面白いです。
ゼンダライオンは火炎を口から吐いたり、鬣から熱線を出したりと意外と凶悪なメカなんですが、その性能とキャラのギャップが面白いです(製作者であろう鉄っちゃん、どういう風に電子頭脳を作ったのでしょうか?)。
しかも「愛のムチ」なる電撃を浴びて元気をパワーアップするというのですから、とんでもないどMメカです。
番組の途中からは戦闘用に特化した「ゼンダゴリラ」が登場。
こっちは戦闘は良いのですが、ムージョの「お色気ポーズ」にやられてしまいます。
そうなるとまた「愛のムチ」でパワーアップさせられるのですから…。
ただゼンダゴリラ登場以降はゼンダライオンは出番が少なくなるのでそこが残念です。

コクピットメカもさらにパワーアップ。前作から引き継いだ「おだてブタ」、スタッフの某氏がモチーフの「オシイナ星人」、「コーラスガラス」etc…。
ちなみに今作のおだてブタは木ではなく信号機に登ります(笑)
「オシイ星人」は、アクダマトリオに惜しい事が起こると「オシイオシイオシイナァァァモウチョットォィィィ」と冷やかして去っていくだけのメカなのですが、出てくるタイミングがあまりに絶妙でオシイ星人が出た時には笑うしかありません。
「コーラスガラス」は、トボッケーの「脱線転覆作戦」(今考えるととんでもない名前ですね)発動時に登場する4匹のカラス。「ヤルー、ヤルー、ヤルー」と最初の3匹が言った後、最後の1匹(声は富山敬さん)が「ヤラレルゾキットナ」と言ってしまいます(それに怒ったムージョに「お前はいらん!」と壊された事も…)。

主役メカやコクピットメカがこんなに面白いのだから本編も面白くない訳がありません。
何といっても「善意の塊」と名乗っている癖に嫌らしいゼンダマンのキャラが面白いです。
アクダマトリオはゼンダマンと対峙すると、ゼンダマンの「Z」の字を作る組体操に対抗して、アクダマトリオ(アクダマン)の「A」の字の組体操をするのですが、大体失敗してゼンダマンに「中年には無理だ」などと言われて笑われてしまいます。挙句の果てにゼンダマン2号(さくらちゃん)はピカリング(強い光を出して相手の目をまぶしくさせる武器)で組体操を邪魔する事も…。
何と嫌らしい善玉でしょうか…。しかもこいつらは「ヤッターマン」のガンちゃんアイちゃんに続きバカップルです。こんなの子どもに見せていたこの時代、恐るべし!
ゼンダマンとアクダマオリオの掛け合いの他にもアクダマトリオ内の掛け合いもまた冴えまくっています。
裁判メカとのやり取り、おしおきもたまりません。
裁判メカはアクダマトリオが負けた時に3人のうちどいつを裁くべきか決めるとんでもないメカなのですが、その裁き方、おしおきの仕方が凄いです。
「時間がないからトボッケーが有罪」とか、おしおきも「おだてブタの刑」「破裡筵の刑」「馬蹴りの刑」「インベーダーゲームの刑」など、とんでもないものばっかりです。
これは話が進んでいくにつれどんどん過激になって行きます。
とにかくやりたい放題の作品です。
ただ「オタスケマン」以降ボカンシリーズは雰囲気がやや変わってしまうので、やはり「ゼンダマン」はこれまでのシリーズの集大成なのだな、と実感させられます。

さて音楽。
「ヤッターマン」に引き続き山本正之氏と神保正明氏が担当。
主題歌を歌うのは今作では山本氏ではなく藤井健という方。
ソフトな声で歌っておられますが、「旅」を連想させられるイントロと共に、ちょっと幻想的(?)な感じの歌に仕上げています。
挿入歌で有名なのは「ゼンダライオン」。文字通りゼンダライオンが歌う歌ですが、途中から応募で視聴者の子どもが歌うようになったり、果て又大人の合唱団が歌ったり、鉄っちゃんさくらちゃんが歌ったりと面白い歌です。この歌にはインストが存在しますが、SLの動画にこの曲を入れてみたら絶対面白いものになると思います(笑)
BGMの中には歴代ボカンシリーズの主題歌・挿入歌のメロディーをメドレーにしたような曲(D-7)なんかもあり、音楽面でもシリーズの集大成なのか、と思わされます(ちなみにアクションシーンに流れる曲です)。

声優について全く言及しておりませんでしたが、鉄ちゃん・ゼンダマン1号は前作によくゲスト出演していた三ツ矢雄二さん、さくらちゃん・ゼンダマン2号は前作に途中からレギュラーとなっていた滝沢久美子さん、ゼンダマンのサポートロボット、アマッタンは佐久間あいさん(1話のみ「ヤマト」の森雪でおなじみ麻上洋子さん)、紋者博士に「ハイジ」のアルムおんじでおなじみ宮内幸平さん、アクダマトリオは勿論小原乃梨子さん、八奈見乗児さん、たてかべ和也さん、そしてアクダマトリオに付いてくる謎の猫ニャラボルタに池田勝さん、裁判メカに宮村義人さん、ナレーションは勿論富山敬さん。
前作で善玉を演じていた池田勝さんが今作では悪玉側になったというのが面白いですね。
滝沢久美子さんは前作までのヒロインを務めておられた岡本茉利さんとはまた違った可愛らしい声です。
ちなみに有名な話ですが、三ツ矢雄二さんはオカマであり、たまにその本性(?)が声に出ていることがあります。
ちょっとしかありませんが必見です。

影が薄い作品ではありますが、実際に見ると本当に面白いです。
一応2話分を収録したDVDは売られています。しかし2話で1800円は高いような…。
見る機会が増えれば再評価されても良い筈の作品です。
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No title

ゼンダマンは私の見たボカン作品の中でも好きな方に入ります。

個人的にはアクダマンが紋者博士を騙して、割符を奪うシーンが
毎回凝っていて楽しかったです。
その中で特に面白かったのが、
ムージョ様とトボッケーが偽ゼンダマンに扮し
博士の前に現れる31話です。
ヤッターマンでもドロンジョ様とボヤッキーが偽ヤッターマンに扮してガンちゃん、アイちゃんを驚かせた回がありましたが
偽ゼンダマンは、それ以上にインパクトがあったと思います。

31話は偽ゼンダマンもさる事ながら、
悪玉のメカがゼンダライオンならぬアクダライオン
(声がドクロベエ様の滝口さんなのがまた良かったです)
と言うのも抜群のセンスだったと思います。

Re: No title

割り符を横取りするシーンは毎回凝ってましたよね。
それにあっさり騙される紋者博士もおかしいですけど(笑)

31話の偽ゼンダマンは、偽ゼンダライオンまで用意していて、偽ヤッターマンより凄かったですね。
しかも「ゼンダライオン」の替え歌まで歌ってしまったり…。
声が滝口順平さんだというのもまた…(滝口さんは他の回でもゲスト出演していますが)。

ゲストもなかなか豪華で1話で納谷悟朗さんを出したり、後岡本茉利さんが2回もゲスト出演しているのが嬉しいところです。

No title

ちなみに、麻上洋子さんが初回だけアマッタンだったのは
当時、麻上さんが急病になった為、降板されたからだと伺った事があります。
おそらく、病気が無ければ一年通して
麻上さんがアマッタンを演じる予定だったではないかと思います。

しかし改めて考えると、『ゼンダマン』の初回で
沖田艦長の納谷悟朗さん、古代進の富山さん、森雪の麻上さん
と揃っていると言うのは、当時の声優の絶対数が少ないからとは言え
何かしらの意図が感じられるような…

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プロフィール

ゾンデ5号

Author:ゾンデ5号
鉄道、特撮、アニメ、落語、その他もろもろ色々なものが好きな高校生のブログです。
色々な方面のネタを書きます。
特撮と言っても怪獣映画から戦記映画、SF、時代劇、ウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズ、アニメではタイムボカンシリーズ、新造人間キャシャーン、銀河鉄道999が好きです。
好きな俳優は主に東宝の俳優の方が多いです。
声優では故・富山敬さん、岡本茉利さんなどを贔屓しています。
鉄道では乗ること、撮ることが好きです。
好きな車両は583系、485系、455系、東北新幹線200系、E2系、ED75型機関車などが好きです。

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