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何故「ゴジラ」が好きなのか その1

私は怪獣映画が大好きです。
特に、日本映画黄金期の東宝怪獣映画は本当に大好きです。
好きな怪獣映画を挙げれば、「ゴジラ」「空の大怪獣 ラドン」「大怪獣バラン」「モスラ」「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」「宇宙大怪獣ドゴラ」「三大怪獣 地球最大の決戦」etc…。

何故私はこうも怪獣映画というジャンルが好きなのか。
これは私の社会に対する欲求不満や、巨大・不死身なものへの憧れ、他の生き物に対する興味などがあるのではないかと思います。

まず、怪獣映画の面白さの一つは、「動き回るだけで社会が大混乱する」という事ではないでしょうか。
1954年の「ゴジラ」を例にとってみてもそうです。
ゴジラに悪意はありません。
人間を殺そうとしたり、傷つけてやろうという意思はありません。
むしろ人間などは眼中にありません。
しかし人間たちは、混乱するしかありません。
実に爽快であり滑稽です。
ただ「そこにいる」だけで、社会を大混乱させられるのですから。

「ゴジラ」をよく見てください。
ゴジラが列車を銜えて放り投げたのは、列車が自分の足にぶつかったからであり、東京を炎の海にしたのは戦車の砲撃を受けたり、電流でびっくりして怒ったからです。
ゴジラの品川上陸シーンを見てください。
ゴジラが「暴れている」のは、列車がゴジラに衝突してからです。
2度目の東京上陸でも、暴れだしたのは、電流攻撃や戦車の砲撃を受けてからです。

「ゴジラはサディスト」「恐怖の象徴」と仰られる方は、よく「ゴジラ」を見直してください。
それもゴジラ側の視点に立って。
怪獣映画の面白さがまた一つ分かるかもしれません。

我々人間は、科学文明社会に、無意識的に何らかの欲求不満や不信を抱いていると思います。
しかし、ゴジラはそんな事には一切無関係です。
無関係なのにその科学文明社会を打っ壊してしまいます。
実に不思議です。

「怪獣映画」は多くの人は幼稚なジャンルと捉えているようですが、意外と深いジャンルです。
「怪獣映画は幼稚」と仰られる方は、まず「ゴジラ」(1954年版)を「観て」ください。
また、「ラドン」「キングコング対ゴジラ」「三大怪獣 地球最大の決戦」など、本多猪四郎・円谷英二のコンビで作られた怪獣映画をお勧めします。
第三者的な目で社会を捉える本多演出、描写が細かい円谷特撮は実に深いものがあります。
ただし、1971年以降のゴジラは、見る価値はあまりありません。
何故なら、「社会を第三者的に見る」視点が欠けているからであり、細かい特撮描写が無くなってしまったからです。

先週の土曜日、山形氏のシベールアリーナで行われた「ゴジラをつくった男 本多猪四郎特集」に行って来ました。
やはり怪獣映画は大画面で見るのに限ります。
轟く鳴き声、響き渡る建物の倒壊音、戦車の砲撃音…。

繰り返しておきますが、怪獣映画は実に深いジャンルです。
非現実な「怪獣」を出すことで、逆に、我々が目を背けたがる「現実」を見せつけるからです。
「我々が目を背けたがる現実」、それは後日書きます。
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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

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ゴジラは動物

ブログ開設おめでとうございます。

ゾンデ5号さんのゴジラ観には大いに共感いたします。
ゴジラを悪鬼の如く考えたい人が多くて困ります。
実際の作品を素直に受け止めればそんなゴジラ観が生まれるはずはないのに、
第一作『ゴジラ』のみを傑作と考える人たちがいて、さらには映画『ゴジラ』が持つ重さを全部怪獣ゴジラに担わせようとする人たちが、
ゴジラ=恐怖という図式を説いて回ったのが問題だったのだと思います。

私は怪獣ゴジラは無垢なる者であって、怨念だの邪念だのとは無関係であり、それは初代ゴジラにもはっきり表れていると受け止めています。
無邪気だからこそ暴れもするし、ときにはおどけることもあるのがゴジラ。
そんなゴジラを人間界に引っ張り出してしまった核兵器(科学の誤用)が悪いのじゃーー。

(補足すると、無垢ということは善でもないということなり)

Re: ゴジラは動物

ギドラさん、初コメントありがとうございます。
私は「ゴジラは恐怖の象徴」「破壊主義者」と仰っている方には、真剣に映画「ゴジラ」と向き合ってほしいと思っています。
真剣に「ゴジラ」と向き合えば、「キンゴジ」以降の「明るいゴジラ」も、また違った目で見えてくると思います。
特に「『しろめ』は初代ゴジラへの回帰だ!」と仰る方に…。

高校生の私でも「怪獣は無垢である」と気付けたのですから、多くのゴジラファンが、これに気付けない筈はないと信じています。

>無邪気だからこそ暴れもするし、ときにはおどけることもあるのがゴジラ。

仰る通りです。
そういう目でゴジラを見ると、暴れている姿さえ「可愛い」と思えてくるのではと思います。

>そんなゴジラを人間界に引っ張り出してしまった核兵器(科学の誤用)が悪いのじゃーー。

こう見ると、ゴジラって実に深いキャラクターですよね。
「自然」と「人間の罪」を同時に体現しているのですから。
もっとも、ゴジラを生み出したのは大自然ですから、「自然」が優先しますが(「キンゴジ」以降はその描き方にシフトしていますよね)。
ゴジラは「原始怪獣」でもあり、「原子怪獣」でもある訳です。

これからは怪獣映画の他にも、戦争映画、クレイジー映画(歌)についても「ぶわーっ」と書いていくので、よろしくお願いします。
プロフィール

ゾンデ5号

Author:ゾンデ5号
鉄道、特撮、アニメ、落語、その他もろもろ色々なものが好きな高校生のブログです。
色々な方面のネタを書きます。
特撮と言っても怪獣映画から戦記映画、SF、時代劇、ウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズ、アニメではタイムボカンシリーズ、新造人間キャシャーン、銀河鉄道999が好きです。
好きな俳優は主に東宝の俳優の方が多いです。
声優では故・富山敬さん、岡本茉利さんなどを贔屓しています。
鉄道では乗ること、撮ることが好きです。
好きな車両は583系、485系、455系、東北新幹線200系、E2系、ED75型機関車などが好きです。

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